フッ素問題とは

 このホームページで取り上げるフッ素問題とは、保育所(園)や幼稚園、小中学校の一部で行われている、むし歯予防のための「医薬品」や「試薬」を使ったうがい(フッ素洗口)の問題です。

もし「医薬品」や「試薬」を保育所(園)や幼稚園、小学校や中学校で集団的に使っていたらどう考えますか。

 
使っている洗口液が医薬品ならばどこのメーカーの物でも次のような注意書きが書いてあります。

「本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない」
「過敏症状があらわれたとの報告があるので、そのような場合には、ただちに洗口を中止させること」

「診察で歯科医師の指導のもと使用してください。使い方や注意点をよく聞いておきましょう。」


「用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。」

【副作用】例
「副作用 誤って大量に飲むと、嘔吐や腹痛、下痢などの症状があらわれます。 この場合、応急的に牛乳を飲んだあと、医師の診察を受けてください。」

「過敏症状..口内の刺激感、腫れ、発疹」
「大量の誤飲..嘔吐、腹痛、下痢」


このような注意書きがある医薬品などを用いたフッ素洗口が歯科医師や薬剤師が不在の中で集団で行われています。危険性は「学習資料」で明らかなように多くの専門家が指摘しています。(安全性)

推進の説明会やパンフレット、実施している学校の説明文書にも、このようなことが一切書かれていません。(インフォームド・コンセントの問題)

現在子どもを園や学校に通わせていて、熱があったり、おなかをこわしたからと言って服薬されることはありません(親からの依頼はのぞく)。できないことになっています。

インフルエンザワクチンも20年以上前では学校などで集団実施されていましたが新型インフルエンザワクチンの報道などでもわかるように、個人が病院などで任意接種の時代になっています。最近認可された子宮頸がんの予防ワクチンも個人の任意接種と発表されました。当然のことと考えます。

人間一人ひとりの健康状態が違うだけでなく、どのような治療を受けるかも自由に選択できる時代に、子どもが通う施設で、しかも集団で医療行為のようなことをしていることに疑問を感じざるを得ません。
推進派はフッ素洗口は希望性なので問題ないと言ってます。全く現場を知っていません。大半の保護者は学校などから出された文書を信じ、希望してしまうのです。インフルエンザワクチンの時がそうでした。通常でも子どものことを考えると、集団と違った選択をしにくいのが日本の現状です。しかも「安全性が確立されている。公的機関が安全だと言っている。事故は起こったことがない。」などと学校から説明されたら大半は希望します。しかしながら、次のようなことで、保護者も態度を変えることがわかりました。フッ素洗口の種々の情報(リスクなど)を知ったり、現実の全国的な状況(実施は1割)を知ったり、身近な症例や効果に疑問などです。即ち、保護者が判断するにはあまりにも情報不足(一方の情報)と言うことがわかりました。(集団実施におけるインフォームドコンセントと人権問題)

しかも推進歯科医師はこれに留まらず、水道水にフッ素を添加するのが有効とホームページやパンフレットで述べています。そうなったら好むと好まないに関わらずフッ素を取り込むことになります。

私たちは、今回の選挙で政治の官僚依存から主権在民を手にしました。国民が政策を決定するということです。しかし、この前提には国民が正しい判断ができる、全ての情報が与えられていなければなりません。推進派が言う言葉だけでいいのでしょうか。ノーベル賞受賞者の13名がフッ素に反対していることもわかりましたが、国内、国外を問わず、歯科医師だけでなく医師や病理学者、化学者、医事評論家など多くの専門家の反対意見があることがわかりました。それらが公平に知らされて、始めて正しい判断ができると考えます。このホームページでは推進派のパンフレットやホームページ、推進する行政では明らかにされない、フッ素洗口に反対する、できるだけ多くの情報を提供していきます。
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