ニューヨーク デイリー ニュース 2010. 12/28. 12/29, 2011 1/1

(FAN Latest Newsより要約)

40年間ニューヨーク市は水道水をフッ素化してきたが、安全を理由としてフッ素化中止を考慮している。ニューヨーク市委員会(Council)の委員ピーター バロネ氏は次の委員会(2011.1/6)でフッ素除去法案を提案する計画である。

ニューヨーク市は1ppmにフッ素化されている。ニューヨーク市はフッ素化に毎年700万ドル(推定は人件費を含めた2000万ドル)を費やしており、市民にとってはそれ以上の歯科治療費の節約になっていると、市健康課は信じている。フッ素化の濃度はEPA(環境保護庁)の基準4ppmの1/4である。CDC(疾病管理センター)は1ppmを安全であるとしてきた。

アメリカ科学健康委員会(ACSH)やメディアはバロネ氏の提案に反発している。ACSHの会長はダイオキシを保護してきた人物であり、1991年当時のスポークスマンは、NTP発がん実験の結果に介入し変更させた人物であり、砂糖会社や多くの企業から報酬を得ている。

バロネ氏は「フッ素の効果より、1Q低下の論文などフッ素が有害であるとする多くの証拠が出てきている。疑いがあるなら中止するという予防原則を多くの市民は支持すると信じている。」と述べている。